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【接客の極意⑤】お客様の”感覚”に合わせてコミュニケーションを取る方法

お客様と会話をしていると、話が噛み合わなかったり、ピンとこないといった事はないでしょうか?また、楽しんでくれると思って話をしてもお客様の反応が悪かった、なんて事もあったと思います。

内容が説明不足であったり、知らない言葉が出てきてわからないといったように理由は様々あります。

その中の理由の一つとして、相手の感覚と自分の感覚のズレが原因で起きている可能性も考えなくてはいけません。

お客様の感覚に合わせてコミュニケーションを取ることで、内容が理解しやすくなり、更には自分の感覚と近い女性に対して好感を抱いてくれるようになります。

この記事では、相手の感覚に合わせる重要性と、相手がどの感覚の特性があるのか、また好感を得る為のコミュニケーション方法について解説していきます。

目次

人にはそれぞれ好みの感覚がある

誰かと何かについて話をしている場面を思い浮かべてみて下さい。相手がどういう内容で説明をしているでしょうか?

人は話の内容を伝える時に、その話に関する映像や音、体感を言葉にして相手に理解してもらおうとします。この時の説明方法として、自分の目に映った情景や何が聞こえたのか、また自分がどんな風に感じたのか、というように視覚、聴覚、身体感覚の3つの種類に分ける事ができます。

  • 目に映ったものを表現する
  • 何が聞こえたかを話す
  • どんなふうに感じたか伝える

人が感じやすく、また伝えようとする時の好みの感覚を優位感覚(利き感覚)と言います。

優先感覚には3つの種類があります。旅行の行き先を決める事を例として種類の違いを見てみましょう。それぞれの思い描く旅行先の優先度として、以下のように特徴に分けることができます。

    優位感覚による選択の傾向
    • 美しい景色を楽しみたい
      視覚優先タイプ
    • 静かで平穏な場所で過ごしたい
      聴覚優先タイプ
    • アクティビティを楽しみたい
      身体感覚優先タイプ

    このように、人にはそれぞれ優先される感覚が分けられており、それぞれの好みの感覚を通じて情報を得ようとします。

    お客様に感覚を合わせる重要性とは?

    どんな人であっても話が合う相手には好感を得るものです。趣味や物の考え方が合えば友達関係やそれ以上の繋がりになるかもしれません。しかし、風俗では様々なお客様と接客することになるため、多種多様な趣味や考え方を持つことは不可能です。

    どんなお客様にでも共通するものとして感覚を挙げることができます。

    感覚さえ合わせることができれば、会話をする際にお客様に合った話し方ができるため、好感を得る事が可能となります。

    前述でも解説したように、感覚のタイプは3種類に分けることができます。逆を言えばその3種類の対応さえ覚えることができれば、お客様のタイプを把握した後に対応する接客をすれば好感を持っていただくことができます。

    好感を持って頂ければ気に入ってもらえた事と同意なので、本指名を期待する事ができます。

    お客様のリピーターを増やしたい場合は、相手と同じ感覚に合わせる事が重要になってきます。

    3種類の感覚タイプの解説

    では、視覚、聴覚、身体感覚の3つの種類の特徴について解説していきます。

    既存のお客様を持っている方は、以下の特徴を照らし合わせてみてお客様のタイプを確認してみましょう。

    視覚優先タイプの特徴

    • 映像を思い描いて話をする
    • 物の見え方について話す傾向が強い
    • 高い声、早口、いきなり要点から入る

    視覚優先タイプの人はものの見え方について話す傾向が強いです。このタイプの人は高い声、早口、いきなり要点に入るといった特徴があります。話をする相手にも自分と同じように、頭の中に情景が浮かんでいる、または描くことができると思っているため、要点から話をしてしまいます。また頭の回転も早いため相手の考えを判断した上で話をする傾向もあります。またちゃんと理解できているか確認を行うためにも聞き手にアイコンタクトを取る事もあります。

    よくする仕草として、頭に映像を浮かべようとする時に視線をやや上を向けて左右に動かす、空中に絵を描くように上向きや外向きのしぐさをする事があります。

    聴覚優先タイプの特徴

    • 物の聞こえ方について話す傾向が強い
    • 話が上手で説得力がある
    • なめらかで人を惹きつけるような声で話す

    聴覚タイプの人は、ものの聞こえ方について話す傾向が強いです。このタイプの人は話が上手で説得力があり、なめらかで人を惹きつけるような声で話す事が特徴です。また、大胆な発想をする人も多いです。視覚タイプに比べると、やや話し方がゆっくりで安定した呼吸を行います。

    このタイプの人は人の話を聞く時に、頭を軽く一方向に向けることがあります。実際には耳を相手の方に向けて、目の焦点を外して相手の声に集中して聞こうとします。また、会話時の仕草として、言葉のリズムに合わせることが多く、ときどき話しながら口や顎、耳を叩くことがあります。

    身体感覚優先タイプの特徴

    • 何かについてどう感じたか話すことが多い
    • 直感的で情にもろい、おおらかな人が多い
    • 大柄、たくましい人はこの傾向が多い

    身体感覚優先のタイプの人は、何かについてどう感じたかを話す傾向が強いです。直観的で情にもろく、おおらかな人が多い。慎重で控えめな場合もあります。大柄かたくましい体格ならこのタイプが多くなります。このタイプの人は見分けやすく、実際に触れたり体感することに満足感を覚え、何事にも積極的に関わろうとします。

    会話ではゆっくり話したり、細かいことにいちいち挟んできたりもします。声は低く、話すスピードは遅い、何かと細かいことにこだわりを持ちます。感情的な内容や情報を扱う場合、うつむきかげんになったり、やや右を向く傾向があります。手や腕を体の前で組むことも多いです。

    各感覚タイプの会話方法について

    相手の感覚タイプのがわかれば、その人に合った言葉や会話を話すことにより好感を持ってもらう事ができます。

    では、それぞれのタイプに応じた対応を見ていきましょう。

    視覚優先タイプへの対応

    視覚優先タイプへの会話は、情景を相手に伝えて想像させるかが鍵となります。相手は頭の何に映像を浮かべながら話をしますので、聞く側になった時も相手の会話内容も映像として描こうとします。そのため、イメージしやすい内容だと共感しやすくなり、会話が弾みやすくなります。

    自分の思いや体験談を伝える際には、実際に映像を見ているかのように伝えることで、すぐに理解させる事ができます。全ての会話をそうする必要はありませんが、重要な部分はイメージしやすいように話をしましょう。そうする事で話しやすい相手だと認識してくれ、好感を持ってもらうことができます。

    聴覚優先タイプへの対応

    聴覚優先タイプへの会話は、内容に音をイメージさせる言葉を含める事です。音の感覚や擬音、擬態語などを使い相手に音を含めた自分の状況を伝えるようにしましょう。相手は音から相手の状況を判断して想像することができます。もちろん、音に関することばかり言って内容が薄ければ理解できませんので、自然に話の中に含めて理解しやすい内容にしましょう。

    また、話の内容やシュチュエーションにはリズムに緩急をつけることもポイントです。スムーズに、時にはテンポよく話をする事で、相手に心地いい会話ペースを与えることができます。

    身体感覚優先タイプへの対応

    身体感覚優先タイプへの会話は、内容に自分がどう感じたのかを言葉として伝える事です。このタイプの人は何事にも体験して実感したいので、同じように体感できるような会話内容を伝えることで興味を持ってくれます。

    肌感覚や身体的疲労に加え、視覚や聴覚といった全ての感覚を交えることで総合的に実感を与えることができます。また、その時に感じた感情などの成功を加えると一層実感を沸かせることができるようになります。

    まとめ

    相手に感覚を合わせる事によるコミュニケーションの方法について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?風俗の場合、様々なお客様と接客しなければいけないため、多種多様な会話の知識を持ち合わせて会話をすることはできません。そのため、人の感覚というカテゴリーでお客様を分ける事によって好感を持たれるコミュニケーションを取る事が可能となります。

    この記事で解説している内容は、あくまで会話の内容というコミュニケーションのごく一部にすぎません。しかし、相手が気持ちよく会話できるという事は、接客業にとって非常に大きなポイントとなります。この会話法を実践して、お客様のリアクションを感じ取って見て下さい。もしいつもより楽しくして頂くことができれば、これまで以上に太い繋がりとなってくれるはずです。

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