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【HIV(ヒト免疫不全ウイルス)について】自覚症状がほとんどないので、本人が気づくことは困難!油断はせず定期的に検診を!

目次

HIVとは?

HIVとはヒト免疫不全ウイルスを略した言葉です。

HIVウイルスというウイルスが体の中に入ってしまうと免疫力を低下させ、様々な病気の原因となるウイルスに感染したり、ガンなど深刻な病気になりやすくなってしまいます。HIVに感染したとしても、ほとんどの人には症状がありません。

この症状がない状態が長く続きますが、免疫は低下していきます。

免疫が低下していくと、指定された23の感染症を起こします。(ここではその感染症は省きます)

この状態をエイズの発症といいます。

HIVだからといって、すぐエイズになることはありません。

感染する原因

主な感染経路は3つです。

  • 性器の粘膜や精液、腟分泌物に含まれるHIVウイルスが性行為によって侵入する性的感染
  • 輸血や注射器、注射針の共用、針刺しなどによる血液感染
  • 母子感染

汗、涙、だ液、尿、便などの体液の接触による感染の可能性はありません。

トイレの便座、お風呂、プール、つり革、温泉などはもちろん、握手や体に触れること、食器を共用することなどでうつることはありません。

予防方法について

HIV感染の8割以上が性行為による感染なのでコンドームを使用し、精液、腟分泌物、血液が直接触れないようにすることで感染を予防できます。

またHIVの感染力自体は弱いため、日常生活で環境中のウイルスが感染することはほぼありません。現在、HIV感染症は「死の病」ではなく、コントロール可能な「慢性疾患」と考えられるようになっています。エイズ発症前にHIV感染を発見できれば、ほぼ確実にエイズ発症を予防できるようになってきています。

このことから、HIV感染の早期発見がますます重要になってきていると言えます。

油断はせずHIV感染に関しては定期的に検診を受けられることをオススメします。

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この記事を書いた人

看護学校を卒業後、オペ室、ICU、療養病棟を経て産婦人科へ
産科で分娩介助を経験し、受精するところから携わってみたくなり体外受精専門の施設へ

現在は一般婦人科から不妊治療、美容まであるレディースクリニックに勤務

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