- 会話が続かない・・・
- 無口なお客さんとの無言の時間が苦痛・・・
- ついつい自分から話しすぎてしまう・・・
- 再来に繋がらない…
風俗のお仕事は究極の接客業と言われています。接客業である以上会話は必要です。
お客様に満足していただいて再来に繋げるには会話術が必要になってきます。
これから紹介するポイントをおさえれば、お客様にとってのサードプレイス(心の寄り処)になり再来に繋がります。
辛いときに癒されたくなったり、嬉しい事があった時も喜びを共有したくなり、ついつい貴女に会いに来たくなります。
プライベートの時にも使える会話術です。是非、実践してくださいね
第一の場所(ファーストプレイス):ファーストプレイスである自宅は、生活の基本となる部分。人間としての生命や健康を維持するために必要な場所であり、家族が共に生活をする場所でもあります。家族に対する義務や責任も存在すします。
第二の場所(セカンドプレイス):職場、学校といった自宅以外に普段自分が長い時間を過ごす場所。人間としての生活の糧を得るために欠かせないものです。
第三の場所(サードプレイス):義務や必要性に縛られるのではなく、自らの心に従い、進んで向かう場所。趣味をしたり、息抜きをしたりできる、心安らぐところです。
ファーストプレイスとセカンドプレイスの環境さえよければ、人の生活は維持できます。任務や収益のために行動することから、本来の自分になりきれていない人も多く、この二つの場所を行ったり来たりするだけの生活で、本当に良いのだろうかという考えのもと、サードプレイスという言葉が提唱されるようになりました。
ポイント1 自己開示!まずは自分から心を開く
自分のプライベートな話とかで自分が心を開くと相手も心を開きやすくなります。
自分が先に心を開かないと相手は開いてくれません。
例えば出身地を聞くときは
聞きたい事はまず自分から話すことが重要です。
これは心理学的に相手がプライベートの事を話してくれているのに自分が話さないのは不公平と思う心理が働きます。
これが第一段階です。
ここで重要なのは「何を聞き出した方がいいか…」です。
ポイント2 秘密効果!秘密を共有すると仲良くなり親密度が跳ね上がる
お客様と秘密を共有するための自己開示が必要です。
秘密を出すことが大事
この時に出しやすい話題は失敗談や恥ずかしい話です。
この二つのレパートリーをいくつか持っておくといいですよ。
自分の失敗談や恥ずかしい話をするとお客様は身近に感じて親しみやすく感じます。
心が開きやすくなります。
ポイント3 相手の失敗談を聞くまでやって完結。
自分だけ失敗談や恥ずかしい話をして会話が盛り上がっても、それで終わったら中途半端で意味がありません。
○○さんはこんな失敗体験ありますか?
と、いうところまで持っていき、相手が自分の失敗談を話してくれるかがポイントです。
相手が自分の失敗談をあなたに話すことである心理が働きます。
心の中で
「初対面でまだそんなに親しくないのに、普段家族や会社でも話したことないような恥ずかしい話を話している」
という心理です。
そうなると脳の中で矛盾が起きて、初対面なのに普段人に話さない事を話している=認知的不協和の解消という心理が起きます。
認知的不協和(にんちてきふきょうわ、英: cognitive dissonance)とは、人が自身の認知とは別の矛盾する認知を抱えた状態、またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。人はこれを解消するために、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したり、自身の態度や行動を変更すると考えられている。
有名な例として、イソップ物語のキツネとすっぱい葡萄の逸話が知られる。
出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』認知的不協和
脳の中で矛盾が起き、脳はその矛盾を解消しようとします。
「初対面なのにこんなに○○な事を話してしまっている!自分てこんなに軽かった?」
となりどっちかを捻じ曲げないといけないとなります。
「俺ってこんなに初対面の人にべらべら話してしまう軽いやつだった?」
↓↓↓↓↓↓
「○○さんとは初対面だけど仲良くなれたし、信頼できるひとだから自分はこの話をした」
↓↓↓↓↓↓
「○○さんなら何でも話せる」
そうすると貴女に悩み、不安、恥ずかしい話、失敗談を話しやすくなる=相談しやすい人
これが認知的不協和の解消です。脳は矛盾を解消したがり、これが無意識のうちに起こります。
さらにカタルシス効果は心の浄化作用!愚痴を話したら楽になる!
愚痴を話したら楽になったりしませんか?
相談や悩みが言いやすい相手には、愚痴も言いやすくなります。
愚痴を話せる間柄になり、カタルシス効果でお客様の心の浄化できる場所になれます。
カタルシス効果とは
出典元:Weblio辞書 カタルシス効果
「カタルシス」とは、心の中にたまっていた言葉にならないもやもやした感情を、何かをきっかけに吐き出し、解放させること。さらに、それによって気分がすっきりし、不安や緊張などの症状がなくなることを「カタルシス効果」といいます。現在は心理学の用語として使われていますが、語源は古代ギリシアの医学用語といわれており、「浄化」や「排泄」を意味する言葉でした。映画を見て思い切り泣いたり、誰かと飲みながら悩みを打ち明けたりするなど、カタルシスが起こるシーンは人それぞれ。自分でも気づいていなかった感情を言語化することで、心の澱(おり)が浄化されて精神的な緊張状態がほぐれるといわれています。
風俗はただ性処理をしているわけではなく、サードプレイス第三の場所として提供できるかです。
幸いにも風俗は個室ですし、二人だけの空間で話しやすくなりますが、心が開けていないと本当に愚痴とか悩みとか心の中の不満とか辛い事とかを話してくれなくなります。
ですので心を開いて貰いサードプレイスになるには最初の自己開示・秘密効果・聞きたい事を自分から話すが大切です。
まとめ
- 最初に自分をどんどん出して、お互いの秘密を共有。
- 親密度を上げて、しかもその中の秘密の共有は失敗談や恥ずかしい話を自分が先に話すことによって、向こうの話を聞き出せるようにする。
- 初対面なのに話せたのはなんでだろう?=○○さんは話しやすい人になる
本当に闇を抱えて悩んで辛い辛いと思っている人はこうゆう場所が必要です。聞いてくれる人が必要です。
仕事でもプライベートでもない第三の場所。これがある人とない人とではよりどころが変わってきます。
仕事で責任感のあるポジションの人や真面目な人は、努力をして頑張っていますが、誰にも頼らず、毒も吐けない、家族にも吐けない人が多くいらっしゃいます。
一人暮らしだと吐く場所もないですよね。
風俗のお仕事は究極の接客業と言われています。
ヌクという処理だけの場所ではなく、お客様のサードプレイスであり、第三の人になる事が再来に繋がっていきます。
そしてもう一つ大切なこと
自分自身のサードプレイスも作っておきましょう。
心地いい場所を提供するためには自分の心のコンディションもよくないと提供できませんからね!